Windows環境構築

こんにちは!Onplanetzです。

今日は、初心者が躓きがちな、windows環境でのプログラミング環境構築の中でも特に、Linux仮想環境について書きたいと思います。(筆者はPythonユーザーです。)

 

この記事を読んで分かること

  1. 環境構築ってなに?
  2. 仮想環境ってなに?
  3. Linux仮想環境をつくるにはどうしたらいいの?

 

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  1. 環境構築ってなに?

環境構築とは、簡単に言えば、自分のパソコンでプログラミングができるように準備を整えてあげることです。目的に応じてどんな環境を構築するかが異なるので一概には言えませんが、環境構築のためには環境変数と呼ばれるものを編集し、”パスを通し”てあげる必要があり、これはコントロールパネル -> システム -> 環境変数を編集 から行うことができます。また、今回は詳細は割愛しますが、インストール時に勝手に環境構築を行ってくれる場合もあるので、インストールの際にはパスを自動で繋いでくれるか確認してみましょう。

 

  1. 仮想環境ってなに?

仮想環境の説明は少し難しいのですが、普段使っているデスクトップなどとは切り離された空間にプログラミングを行える環境がある、というイメージをしてください。仮想環境の導入には幾つか利点があって、

・普段使っている領域とは別の領域で作業ができるので、プログラミング用のコードが仮想環境の中にまとめられて、普段別の作業をするときにごちゃごちゃしなくて済む。

・仮想環境は複数つくることができるので、並列して複数の処理を行える。

というものです。また、仮想環境は通常はデスクトップなどとは繋がっていないですが、デスクトップをマウントすることで繋げることも可能です。

 

  1. Linux環境をつくるにはどうしたらいいの?

WindowsでLinux環境をつくるにはいくつか方法があるようですが、Ubuntuを使うのが良いと思います。Ubuntuのインストールはhttps://ubuntu.com/tutorials/tutorial-ubuntu-on-windows#1-overview を見ると非常に分かりやすいですが、Microsoft StoreでUbuntuを検索し、インストールをクリックし、あとはポップアップの指示に従えば完了できます。(写真では、私のPCではインストール済のため、”インストール”ではなく”起動”となっています。)

 

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Ubuntuインストール画面

 

インストールが完了したら、Ubuntuを起動してみましょう。

スタートメニューからUbuntuを検索して起動すると、以下のような画面が出てきます。

 

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Ubuntuの起動画面

 

これがでたら、Ubuntuのインストールは完了です!あとは、もし必要であればpythonのインストールをして(おそらくpythonはUbuntuをインストールする際に一緒に使えるようになると思いますが、上手くいかなかった場合)、pipというモジュールをインストールしましょう。そうすると、TensorFlowやPyTorchなど、様々なライブラリをUbuntu上に持って来れるようになります。また、開発環境にはUbuntu上にJupyter Labを導入して進めるのがオススメですが、以下のサイトが参考になるので上げておきます。

 

https://qiita.com/sabaku20XX/items/67eb69f006adbbf9c525

https://jupyterlab.readthedocs.io/en/stable/getting_started/installation.html

 

仮想環境は非常に便利ですので、ぜひ使ってみてください。